木力館ブログ

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木力館脇の梅の花が見頃になりました

 3月になり、日に日に暖かさが増してきております。皆様いかがお過ごしですか?

 さて、木力館脇の梅が見頃を迎えました。写真に収めましたのでご覧下さい。

令和4年、今年も木力館脇の梅が見頃になりました!

 今年は昨年よりも花の数がかなり多めです。梅の木の生命力と健気さを感じます。小さくも可憐で見事な花をたくさん咲かせて、スタッフや来館者の方の心を和ませてくれます。また風が止むと周囲に梅の良い香りがほのかに漂います。これも梅ならではの良さだと思います。

 以前のブログでもお話ししましたが、ひとくちに「梅」と言ってもさまざまな品種があり、それぞれの梅によって花の香りが違うそうです。館長の私(材木屋のおやじ)は詳しく梅の花を嗅ぎ比べた事は無いのでよくわからないのですが、木力館脇の梅の花は、上品で控えめ、少し甘いような香りがします。
 また梅の花は時間帯によっても香り方が違う、と言う研究があるそうです。詳しくは他のホームページをご覧頂くとして、梅ならではの良さや特徴を知って頂ければ幸いです。

 しかし、これも色々なところでお話ししておりますが、「香り」というものは言葉や文章で相手に伝える事は非常に難しい、と館長の私(材木屋のおやじ)は思います。誰もが知っている香り(例えば花のキンモクセイや食べ物のカレーライスなど)ならばともかく、実際に嗅いだ事の無い香りを言葉や文章で表現する事は難しいですし、ましてや相手がその香りを実際に嗅いだ事が無ければいくら文章や言葉で伝えてもわからない、と思うのです。

 これはやはり皆様ご自身の五感による体感・体験こそが、より具体的に、そして直感的に分かる一番の方法だと思います。これは梅の花の香りに限らず、木の香りについても同じ事が言えます。皆様も、ぜひご自身の五感でさまざまなものの香りを体感してみてください。五感で体感すれば、その良さが直感的・本能的にわかります。まさに「百聞は一見に如かず」でしょうか。

 この時期は各地の公園や梅林等で、さまざまな品種の梅の花を楽しむことができます。
 古の時代では桜よりも梅が珍重された、と言う歴史もあります。そして梅にまつわる歴史や逸話も各地に多く残されております。ぜひ皆様も梅の香りをご自身で体感・体験して頂ければ幸いです。

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