3月になり、このところさいたま市内では暖かい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか?
さて、木力館脇の桜桃(さくらんぼ)の木ですが、花が見頃になりました。写真に収めましたのでご覧ください。
昨年に比べると見頃の時期が10日程遅い感じです。恐らくこの冬が寒かったので影響を与えているのではと感じます。また先日の梅の木同様、剪定から2年が経ったので花も勢いを取り戻しつつあるようです。
木力館脇の桜桃(さくらんぼ)の木は、平年ですと初夏の頃にたくさんの実がなります。人間も食べられるおいしい実で爽やかな酸味とほのかな甘みが特徴ですが、人間が食べる前にそのほとんどが野鳥の「ごちそう」となって消えてしまいます(笑)。本当に、あっという間に実がきれいさっぱり無くなるので野鳥の食欲の旺盛さには驚きです。
今年はどのくらい実がなるのか、今から楽しみですね。
さて、あと暫く経てば木力館近くの元荒川桜堤でソメイヨシノが咲き、その次は木力館脇の八重桜と、本格的な春の訪れとなります。
こうした身近な草木や花の成長を愛でて、季節の移ろいと自然の営みを肌で感じるのもまたよいものと思います。野山に分け入らずとも街中の身近な自然がそっと静かに教えてくれると思いますが、皆様はいかがお考えですか?