木力館ブログ

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国土交通省へ行きました

 8月もいよいよ後半、まだまだ暑い時期が続きますが、皆様いかがお過ごしですか。木力館はお盆休みも明け、ますます気力充実して開館しておりますので、ぜひお越しください。

 さて、昨日の事ですが、私(おやじ)は国土交通省に行き、木造住宅振興室長 越海興一氏と会談を行いました。
 内容は、木造住宅の貫(ぬき)工法についての検討会です。現在の建築基準法下では、数ある昔ながらの伝統工法で家を建てる事は非常に厳しいものとなっております。しかし、日本にふるくから伝わる伝統工法には素晴らしい部分がたくさんあるので、そういった伝統工法(今回は貫工法についてですが)を何とかして継承していけないかどうか、またそうするにはどうすれば良いか、と言った国土交通省に対する相談も兼ねて、私(おやじ)は話し合いに赴いた次第です。
 会談は非常に有意義なものとなりました。今後もさまざまな機会を通じて、引き続き行っていく予定です。後世に日本の伝統工法を残す為にも、微力ながら奮闘していきたい所存です。

   (貫工法による建て方の一例)

 余談ですが、私(おやじ)は初めて国土交通省の省舎に足を踏み入れましたが、セキュリティが非常に厳しい事に驚きました。まず身分証明書を提示しないと入口から先にはいけませんし、また、行ける範囲も限られています。さすが国の機関ともなると凄いもんだと感心しました。
 しかしこういうのも何ですが、外は立派な建物ですが、内部は随分と狭く雑多としている印象を受けました。机と机の間も狭く、書類があちこちに散らばっておりました。こう言う環境で日々働いている方々を思うと、国の省庁と言えども大変なのだなと、感想を持ちました。

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