木力館ブログ

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地球環境と森林について

 梅雨に逆戻りしたかの様な激しい雨が降ったり、かと思えばかぁーっと暑くなったりめまぐるしく気候が変わっておりますが、皆様いかがお過ごしですか。この季節、山や海へのレジャーは大変すばらしいものですが、天候の急変にはくれぐれもご注意下さい。無理をせず過信をせず、少しでも変化を感じたら安全な場所へ避難すること。これが大事です。

 さて、今回は少しスケールの大きな話をしようかと思います。地球環境と森林についてです。

 人間は、美しい空気がないと生きられません。
 1日当たり毎日約2kgの水が必要で、同じく毎日約2kgの食べ物が必要です。
ところが空気はなんと10倍の20kgを体内に入れる必要があるのです。
 空気をきれいに、おいしくしてくれるもののひとつが森林です。日本は世界でも有数の森林大国と言われています。家の近くの里山から山林と、古来より日本人と森林は深いつながりがあるのです。

 木は心を癒してくれるという言葉をよく聞きます。理由は色々あると思いますが、こんな説がありました。「人間の遺伝子には森にいるサルと90%位同じでそれが故に森が故郷であるとされる人間は、当然ながら森を見たり森に入ったりすると本能的に心の底から落ち着く事が出来る」という話です。

 1997年、京都での「気候変動枠組み条約」に基づき、日本は1990年代に比べて2020年までに二酸化炭素(CO2)を国全体で6%削減すると約束しました。そのうち3.9%は森林による吸収で実現を目指すことになりました。

 この3.9%という数字はどのくらいのものかと言うと、日本全国の杉や桧の人工林の木材を使いつつ70%を手入れする必要があるというものです。
 しかし、日本の人工林は1950年代からひたすら植え続けられ森林全体の41%にしか達していないのが現状であり、建築材に使用されるべきはずが、今では輸入材(外材)に頼ってしまって木材自給率は10~20%なのです。
 今、メディアで騒がれている食料と同じ様な事ですが、唯一食料と違う所は、建築材の全てではありませんが柱や土台、梁などほとんどの使用材を輸入に頼らずにまかなう(自給自足)事が、やりかたによっては出来るのです。それは、皆さんが国産の木に興味を持ち、国産材を使った家づくりにも関心をもつ事だと思うのです。

 資源貧困国といわれる日本にも、世界に誇れる豊富な資源が2つ有ります。ひとつは水で、もうひとつが木材なのです。
 木力館では木の家づくり、埼玉県の木や林業など、様々な情報を発信しております。ぜひお気軽にお越しいただき、木についての知識を体感して下さい。お待ちしております。

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