木力館のとりくみ

イベントレポート

体験教室の取り組みについて

 盛夏の候、皆様いかがお過ごしですか?

 さて木力館では令和3年(2021年)10月より令和4年(2022年)7月まで「体験教室」を実施して参りました。毎月第一、第二、第三日曜日に予約制でまき割り、釘打ち、のこぎりの各体験を行えるものです。対象は主に5歳以上のお子さんで、保護者の方同伴のもと、館長以下スタッフのサポートで安全に体験をお楽しみいただきました。

今回、画像でその模様をご紹介いたします。

体験教室、まき割りの様子。お子さんでも楽しめるように手斧をご用意しております。
館長以下スタッフのサポートがありますので安全に体験をお楽しみいただけます。

まき割り体験では割ったまきが周囲に飛ばないよう、飛散防止のネットを張っており、安全性を高めております。

まき割りは保護者の方もチャレンジ! この時は大人用の斧を使います。

 保護者の方もチャレンジ! 皆さん初体験との事でしたが上手に割れました! お見事でした。

釘打ち体験。館長がうまく打てる方法をアドバイスし、お子さんと保護者の方で一緒にチャレンジです。

 釘打ち体験では予め手頃な大きさにカットした材に、釘を打って楽しんでいただきました。

のこぎり体験。館長自らサポートしました。

 のこぎり体験ではお子さんでも楽に切れるよう、細めの材をご用意して、じっくり楽しんで頂きました。

 全ての体験教室が終わった後は木力館館内の見学を行いました。こちらの見学も、皆様とても楽しんでおられたご様子でした。

 体験教室終了後にアンケートをお願いしたのですが、保護者の方から「こうした体験は初めて」「(お子さん)本人がとても楽しんでいたので良かった」「見るもの触るものすべてに興味があって目をキラキラさせていた。またやりたい」と言ったご感想を頂いております。
 開催している弊館としてもとてもありがたく、励みになるご感想を頂きました。これまでの約半年間、誠にありがとうございました。

 木力館では「体験教室」を通じてお子さんと保護者の方に森と木の大切さ、森林環境の大切さを知って頂ければと考えております。「体験教室」で使用している材は埼玉県産の木材ですので、「埼玉の木の大切さ」「木材の地産地消」や「木育」の観点からもプラスになると考えております。森が有るから空気もおいしく水もおいしい、この事を「体験教室」を通じて少しでも多くの方に伝わればと思い実施して参りました。

 残念ながら「体験教室」はこれにて一旦終了となりますが、また別の機会に何かのかたちで皆様が参加できる催しを行って参りたいと考えております。どうぞお楽しみに。