平成30年秋、「鬼怒川流域森林・林業活性化センター」の皆様が研修の為木力館にご来館されました。館長の私(材木屋のおやじ)の「森林と自然環境の話」を披露した後、館内や製材加工場の見学等を行いました。
今回は木力館2階にて、館長の私(材木屋のおやじ)が「森林と自然環境の話」を行いました。皆様とても熱心に館長の私(材木屋のおやじ)の話を聞いて頂き、感謝御礼申し上げます。
今回研修の為、木力館に来館された「鬼怒川流域森林・林業活性化センター」の皆様は「粟野森林組合」「鹿沼市森林組合」及び日光・鹿沼、宇都宮の森林所有者の方々で、「鬼怒川流域の森林及び木材を川上から川下まで、包括的に扱い、活性化する」事を目的とされている、と伺っております。
川の川上から川下までを包括的に、とのお話でしたが、川の水は主に山の谷筋等からから湧き出るもので、山林とは密接な関係を持ちます。山の森林が豊かに育てば、森林で育まれた栄養素が川を下り海を潤し、海の幸の源にもなります。
また重機や物流が発達していない昔は、川は重要な物流のルート・手段としても使われました。例えば、山で切った木はいかだにして川を下り、河口付近の「木場」に溜め置かれ、そこからさまざまな場所へ運ばれました。
今後も皆様方の活動がより活性化される事を願う次第です。館長の私(材木屋のおやじ)も、木力館の見学を通じて微力ながらお手伝い出来たなら幸いです。