木力館のとりくみ

学校でのとりくみ

さいたま市内の小学校にて、出張授業を行いました

 晩秋の候、皆様いかがお過ごしですか。

 さて令和2年11月某日、木力館はさいたま市内の小学校にお邪魔し、6年生の生徒さんを対象に出張授業を行いました。

 館長の「木と自然環境のお話」を聞いて頂いた他、生徒さん全員にカンナ掛け体験をして頂きました。

出張授業は体育館で行いました。
館長の「木と自然環境のお話」を生徒さんに披露。
カンナ掛け体験の様子。

 ※生徒さんのプライバシー保護の為、画像の一部を加工しております。ご了承ください。

 今回の出張授業は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、いわゆる「3密」の回避の為に体育館の窓や扉を開放して風通しを良くして行う他、マスクの着用、器具(カンナ)の消毒徹底、講師(職人さん)と生徒さんの密接を極力防ぐ等、学校側にもご協力頂き、各種対策を施した上での対策となりました。

 生徒さんは館長の話を熱心に聞かれた他、カンナ掛け体験は「初めてやる」と言う子も多く、削ったカンナ屑の香りを嗅いで「木の香りがする!」と大喜びでした。

 校長先生にお話を伺いましたが、やはり新型コロナウイルスの影響で学校は大変な状況であること、特に今年の6年生の生徒さんは修学旅行等、行事が中止や延期になったり影響を一番受けたことをお話しされていました。
 また生徒さんは普段なかなか木に触れる機会が無いので、とてもありがたいとも仰っていただきました。

 前回もお話ししましたが、学校の現場は新型コロナウイルスの影響で大変とのことです。あえてそうした状況の中で出張授業の場を設けて頂き、感謝御礼申し上げます。「学校の授業だけではできない『学び』」を、木力館が提供出来たなら幸いです。

 木力館は今後も「木と自然環境」を知って学んで頂くべく、さまざまな活動を行っていきたいと考えております。ご興味をお持ちの学校教育機関の方は、木力館までご連絡ください。