木力館のとりくみ

団体へ向けてのとりくみ

本太公民館サマースクール『館長による木のお話と親子木工工作体験』を開催しました!

処暑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

令和5年8月4日(金)、暑い夏の中、本太公民館2階ホールにて特別なサマースクールが開催されました。
その名も『親子木工工作体験』。
この企画は、木力館が主催し、地域の親子を対象にした特別なプログラムとして実施されました。

この日のプログラムは、まず館長による「木のお話」からスタート。
約30分間、館長が木の魅力やその歴史、木材の種類や利用方法など、幅広いトピックについて熱く語りました。
参加者の皆様は、館長の話に耳を傾け、木に対する新しい知識や興味を深めることができました。
《館長のお話の内容については各公民館同じ内容となりますので、サマースクール『親子木工工作体験と館長講演会』内の【~ 館長の木にまつわるお話 ~】をご覧ください。》

お話の後は、実際の木工体験の時間です。

お話のセッションが終わると、いよいよ実践の時間です。
14組の親子が、実際に手を動かして木工体験に挑戦しました。
今回作成したのは、埼玉県産の木材を使用したシンプルながらも機能的な背もたれ無しの椅子。
キットはあらかじめ形にカットされており、参加者はそれを組み立て、釘で固定。
その後、サンドペーパーで滑らかに仕上げるという工程を経て、一つ一つの椅子が完成しました。

プロの大工さんの説明に、真剣に取り組む姿勢の皆様の様子

作業中の親子の姿は、まさに協力とコミュニケーションの結晶であり、協調性や問題解決力を育む絶好の機会となりました。
親子で力を合わせて作業を進める姿、お子様が積極的に取り組みながら遭遇する課題を親御さんと共に解決する様子など、多様な形での協力と学びが見られました。
木力館としては、このような体験を通じて、親子の絆を深めるとともに、協調性や問題解決能力の向上に寄与できたこと、また木という素材を通じて新しい発見や学びの場を提供できたことを大変嬉しく思っております。

ご参加頂いた皆様の様子

木力館として、このサマースクールの特別企画を通じて、親子間の絆をより深める機会を提供できたことに心からの感謝と喜びを感じております。
木という素晴らしい素材を通じて、新しい発見や学びの瞬間を共有できたことは、私たちの使命の一つであり、その実現を目の当たりにすることができました。

さらに、この活動を通じて、SDGsの取り組みや森林環境問題への意識向上、地産地消活動の促進にも貢献できると考えております。
埼玉県産の木材を使用することで、地域資源の有効活用と環境保護にも繋がります。
私たちは、持続可能な社会を目指し、地球環境との共生を重視した活動を展開してまいります。

参加してくださった皆様の一人一人の笑顔や工作された一品、そして共有された経験は、私たちにとっても大変貴重なものとなりました。
心より感謝申し上げます。
この日の体験が、皆様の心に残る温かい思い出として長く続くことを、スタッフ一同、心から願っております。

今後も木力館では、地域の皆様に喜んでいただけるような、様々なイベントやワークショップを計画しております。
私たちの活動を通じて、木の魅力や手作りの楽しさ、そして持続可能な未来への取り組みを多くの方々に感じていただきたいと思っております。
どうぞ、これからも木力館の活動を温かく見守り、ご参加いただけますようお願い申し上げます。