木力館のとりくみ

SDGsのとりくみ

木力館の体験教室:想像力と協調性の育成

入梅の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

皆様こんにちは。

初めに木力館きりょくかんの体験教室についてご案内いたします。
当館では毎月第二日曜日に開催しております体験教室では、角材の端材を使った『薪割りの疑似体験』と、工作キットを使った『ノコギリ体験及び釘打ち体験』をご提供しております。
なお、使用する木材は埼玉県産のものを厳選しておりますので、安心してご参加いただけます。

当体験教室の趣旨は、想像力や問題解決能力の育成、互いに協力して一つの物を作ることで協調性などを持って頂ければと思っています。
また、地産地消やSDGsに関心を持つきっかけにもなることを目指しております。

6月11日(日)に開催された体験教室には、3組8名の方々が参加されました。

そのうち2名は小学生、1名は未就学のお子様でした。まず、始めに8名全員で薪割りの疑似体験を行いました。

それぞれが手にした薪割り斧を振り下ろす瞬間、木の力強さや感触を味わいながら、想像力を膨らませる貴重な経験となりました。


もちろん、保護者の方々も『ストレス発散!』になると、大変楽しんでおられましたねw

次に、子供たち3人で工作キットを使ったノコギリと釘打ちの体験です。

子供たちはワクワクと興味津々の表情で、工作に取り組んでいました。

ノコギリを使って木材を切る瞬間の喜びや、釘を打ち込む手応えを感じながら、自分たちの手で作品を完成させる喜びを味わっていた様子です。

このような体験を通じて、参加された皆様の想像力や問題解決能力が一層発揮されたことでしょう。
また、お子様たちが協力しながら作品を完成させる過程で、協調性やチームワークの大切さを学んでいただけたことと思います。

今後も木力館では、さまざまな体験教室を通じて、参加者の皆様により多くの成果と感動を提供してまいります。

当館の体験教室は、木材を通じた創造的な活動を通して、お子様から大人まで幅広い年齢層の方々に素晴らしい経験を提供いたします。
木材という自然の素材を扱うことで、参加者の皆様には自然への感謝や環境への配慮を促し、持続可能な未来の実現に寄与することができるでしょう。

森林環境問題についても、当館では深く理解し、その解決に向けた活動を推進しています。
森林は地球の健康を維持するために不可欠な存在であり、私たちの生活にも深く関わっています。
しかし、過度な伐採や開発により、森林が失われつつあります。
これは生物多様性せいぶつたようせい※1の減少を引き起こし、地球の気候にも影響を与えます。
そのため、私たちは木材の利用についても、持続可能な方法を選び、地元の森林を守る活動にも参加しています。
※1:生物多様性とは、地球上全ての生きものたちの豊かな個性とつながりのこと。

また、当館では地産地消にも力を入れており、埼玉県産の木材を使用することで地元の産業振興にも貢献しています。
これにより、森林資源の適切な利用と保護を両立させ、地域の環境を守るとともに、経済的な発展も支えています。

ご参加いただくことで、地域への関心や支援意識を高めることができます。
また、森林環境問題についての理解を深め、自身の行動が地球の未来にどのように影響を与えるかを考える機会にもなります。
私たちは、皆様が自然とのつながりを感じ、持続可能な未来を創造するための行動を起こすきっかけを提供できればと考えています。

さらに、体験教室は参加者同士が交流し、共に学び合う機会でもあります。
お子様が他の子供たちと一緒に活動することで、コミュニケーション能力や協力力を育むことができます。
大人の方々も、同じ趣味や興味を持つ仲間との出会いや情報交換ができる貴重な場となるでしょう。

ぜひ、木力館の体験教室にご参加いただき、想像力と協調性を伸ばし、地域への関心や環境への意識を高める素晴らしい経験をしていただきたいと思います。
参加された方々の笑顔と成長を見ることが、私たちの喜びです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

木力館 スタッフ一同