木力館のとりくみ

団体へ向けてのとりくみ

サマースクール「木と自然の話とミニ本棚作り」を開催しました!

処暑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

さいたま市桜環境センター 環境啓発施設主催のサマースクール「木と自然の話とミニ本棚作り」が、桜環境センター2Fさくらスクエアで開催されました。
このイベントは、木力館館長およびスタッフ一同によって実施され、総勢10組19名の皆様にご参加頂きました。

館長による木と自然に関する興味深いお話の後、親子での特別な木工体験教室が開始されました。
この教室では、参加された方々が『ミニ本立て』の作成に挑戦しました。
木力館が独自に開発したキットを使用することで、木工初心者の方や子どもたちでも、手軽にかつ安全に組み立てることができました。
《『館長による木と自然に関する興味深いお話』については、8月のイベントすべてにおいて同じ内容ですので、サマースクール『親子木工工作体験と館長講演会』内の【~ 館長の木にまつわるお話 ~】をご覧ください。》

このキットは、各部品が精密にカットされており、簡単な手順で組み立てられるように設計されています。

そのため、親子での作業がスムーズに進み、完成の喜びを共有する事が出来たと思います。
親子での協力を中心とした教育の一環として、協調性や問題解決能力の向上を促すとともに、親子の絆を深めることを目的としています。
また、無垢の木材を直接手に取ることで、自然の温もりや木の香りを感じることができ、自然に対する理解や感謝の気持ちも育まれるでしょう。

さらに、このイベントでは埼玉県産の無垢のひのき材に直接触れることの重要性を強調しました。
ひのきは、その独特の香りや質感で知られ、多くの人々に愛されています。

参加された方々は、ひのきの温もりやその香りを感じることで、五感を通じての教育の価値を実感しました。
特に、埼玉県産のひのきは、その品質の高さや環境への配慮が評価されており、地域の誇りとも言える素材です。

ひのきを手に取ることで、その木が持つ生命や、埼玉県の豊かな森林環境の大切さを肌で感じることができます。
また、地域産の木材を使用することで、地産地消の取り組みを実感し、持続可能な地域社会の構築に貢献することができ、この体験を通じて、森林環境問題の再認識が促されました。

森林は私たちの生活に欠かせない存在であり、その保護や持続的な利用の重要性を再確認する機会となりました。
地産地消の考え方も紹介され、地域の資源を大切にし、持続可能な消費を促進することの意義を感じ取ってくれたことでしょう。

さらに、このイベントはSDGs(持続可能な開発目標)活動への関心を高める目的も持っています。
木材の持続的な利用や森林保護は、SDGsの目標の一部としても挙げられており、参加された方々は具体的なアクションを通じて、グローバルな課題解決の一環としての役割を感じ取る事が出来たと信じております。

さいたま市桜環境センター環境啓発施設と木力館は、地域の皆様のために様々な活動を続けて参ります。
私たちのミッションは、環境教育や持続可能な生活の推進を通じて、地域社会の発展と環境の保護を同時に進めることです。
今回のイベントもその一環として開催されましたが、これからも様々なテーマでのプログラムやワークショップを計画しております。

木力館の活動は、皆様の参加とご支援によって成り立っています。
次回のイベントでは、さらに深い知識や新しい体験を提供することを目指しておりますので、ぜひご期待ください。
また、イベントの情報や日程は、公式ホームページやSNSで随時更新しておりますので、チェックしていただけると幸いです。

桜環境センターと木力館は、皆様とともに、より良い未来を築いていくための活動を続けてまいります。
次回のイベントも、ぜひお楽しみに!