雨水の折、皆様におかれましては、ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
さて、この度、東武第二保育園様から、『卒園記念に木製の長椅子を作りたい!』と、ご相談がありました。
ある程度の大きさや形はすでに決まってたので、何の樹種の木材で作るかと工程の問題だけでした。
打合せからしばらくして、試作品が出来上がりました。
早速ですが先方に報告、そして、あとは卒園する子供たちにバトンタッチ!
木力館にお越し頂いた、卒園する園児さん達14名様、こちらの準備が整うまで木力館の館内でお待ちいただきました。
やはりお子様の一番人気の “木製のタマゴプール” が大盛況!
準備が整ったのでいざ外へ・・・
木力館が製品を加工組み立てまでを担当して、園児さん達に行ってもらうのは、『仕上げ』という製品の品質が決まってしまう重要な工程を託します。
この椅子は、卒園する園児さんは主に使いません、園でこれまで一緒に遊んだ『おともだち』に、記念として送る物です。
木力館の館長や、この埼玉県産桧材の長椅子の加工組立をした大工さんにサポートをしてもらいながら、一生懸命に仕上げ作業をする園児さん達、この長椅子を安全に利用してもらえるように、一人一人様々な思いを込めて作業をしています。
日頃、木力館館長が思っている、埼玉県産の木材をはじめとして、国内産の木材の需要を増やし、林業の活動を活発化させる事により、日本の森林環境の改善に貢献していこうという思い、今まさに園児さん達が、埼玉県産の無垢の桧材に触れて香りを五感で感じながら作業をしている様子が、とても素晴らしい事だと考えます。
完成後にみんなで記念撮影!
木力館では、木の魅力、木材の可能性を多くの方に知って頂く為に、この様な活動を率先して行っております。
今回は、東武第二保育園様、そして、めでたく卒園を迎えた園児さんの協力もあり、無事に素晴らしい製品が完成しました。
今後も木力館では、子供たちを見守り、未来に繋いで行ける様な、様々な経験をサポートしていきたいと思っています。