木力館のとりくみ

学校でのとりくみ

さいたま市大宮区の桜木中学校での木力館のとりくみ

平成30年秋、木力館はさいたま市教育委員会より「未来くる先生」の依頼を受け、さいたま市大宮区のさいたま市立桜木中学校にて館長の私(材木屋のおやじ)の講演、並びにカンナ掛け体験を行いました。

講演の様子を背後から。
講演の様子
カンナ掛け体験の様子。館長もコツをアドバイスしました
会場となった体育館には全校生徒430名近くがお集りになり、大勢の前で緊張しましたが、壇上で木と自然環境の話を披露しました。
またカンナ掛け体験にチャレンジされた生徒さんはなかなか気合十分で、大変盛り上がりました。削りたてのカンナ屑の香りを嗅ぎ、本物の木の香りを体験されておりました。
最後に生徒会長さんから御礼のご挨拶と花束を頂きましたが、その中で「今はネット社会で、画面に映るものを見たり読んだりして体験した気分になっている」とのご指摘がありました。館長の私(材木屋のおやじ)もまさにその通りだと思います。
講演の中でも、カンナ掛け体験の中でも生徒の皆さんにお話ししましたが、本物の木の香りを言葉や文章、画像や動画だけで知る事は極めて難しい。ですから、ぜひ本物の木の香りをご自身の五感で体感して、木の良さ、木の魅力を知って頂ければと思います。
そして、若いうちから国産の木に興味を持ってもらい、実際に触れて親しむ事で、将来日本の木と森林を考えるきっかけになってくれれば、と館長の私(材木屋のおやじ)は願います。
今回の講演とカンナ掛け体験を通じて、一人でも多くの生徒さんに木の魅力を伝える事が出来たなら幸いです。