木力館ブログ

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日本の「伝統建築工匠の技」、ユネスコ無形文化遺産登録へ一歩前進

 晩秋の候、皆様いかがお過ごしですか。この時期は朝晩と昼の温度差が激しいので、体調を崩さぬようご注意を。

 さて、先日嬉しいニュースが届きました。日本の伝統建築工匠の技17種が、ユネスコ無形文化遺産登録へ、との事です。詳しくは各種報道をご覧頂ければと思います。

 17の技術が認められる見通しとの事で、館長の私(材木屋のおやじ)としても大変うれしく思います。

 17の技術は「建造物修理」「建造物木工」「檜皮葺(ひわだぶき)」「こけら葺」「茅葺」「檜皮採取」「屋根板製作」「茅採取」「建造物装飾」「建造物彩色」「建造物漆塗(うるしぬり)」「屋根瓦葺(本瓦葺)」「左官(日本壁)」「建具製作」「畳製作」「装●(=さんずいに黄)(そうこう)修理技術」「日本産漆生産・精製」「縁付金箔(えんつけきんぱく)製造」だそうです。

 日本の伝統建築については、ただ木を組むだけではなく、多くの技術、それを扱う多様な職人さん達によって支えられております。それらが無形文化遺産登録へ一歩前進と言う事は大変誇らしい事ですし、また、今後技術を継承していく上でも、今回の登録は意味があるのではと思います。

 皆様はどうお考えですか?

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