木力館ブログ

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青森ヒバの香りがする棚

 

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

木力館内の2階にある青森ヒバの香りがする棚ですが、
木力館の運営元大忠の製材加工部門『木研』が、新たに貼り付けをいたしました。
今回は貼り付けしている模様をご紹介いたします。

貼り付けを行う前の状態です。(杉が貼られています)
こちらの木(青森ひば)を使用します。
角を滑らかにする面取り加工をして、板と板を貼りやすくしています。
目透かし加工をしています。あらかじめ隙間を作り遊びを持たせておくことで、無垢材の膨張・収縮で出来る隙間を目立ちにくくする実用面の効果があります。
釘で貼り付けていきます。

 

写真ですと見づらいですが、木の長さを均一せず、木の長さを変えて組み合わせています。 そうすることで重みも出ず、面白くおしゃれな見た目になるのではないかという大工さんの想いが込められています。
金物(蝶番)の部分を切り取る作業をしています。 機械とカッターを使ってきれいに切り取りました。
天井も同じ様に貼り、金具部分を切り取りました。
扉部分も貼り付けて・・・
完成しました。

 

扉を開けるとふわ~っと香りが漂ってきます。
青森ヒバはい香りが強い木で、その香りは人を和らげ、落ち着きを与えるアロマ・リラクゼーション効果があるとされています。

木の香りは、言葉や文章、また動画ですら直接的に相手に伝えることは極めて難しいと感じます。
自分の鼻で実際に現物の香りを嗅いでみて、「ああ、この木はこういう香りがするんだ」と体感していただきたいと考えております。
ぜひお越しいただき香りを楽しんでいただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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