今年も残りわずかとなりました。
慌ただしい年の暮れ、風邪など召されませんようご自愛ください。
先日、さいたま市内の小学校にお邪魔し、講演を行いました。
さて、日本は森林国と言われていますが、だんだんと森林が減ってきています。
森林は、災害や洪水を防ぐ、水をたくわえる、水や空気をきれいにする、
酸素をつくってくれる、生き物たちのすみかになる等、
私たちの生活と深く関わっており、とても大切な働きをしてくれます。
また、昔の家はほとんどが伝統的建材で造られていましたが、
現在はほとんど新建材で造られています。そのことにより、木が湿度を吸収したり放出することが出来ず、人間にも影響が出てくると感じています。詳細はこちらのレポートをご覧いただけましたら幸いです。⇒(伝統的建材と新建材について)
木の香りも違いが出てきます。この辺りは実際に体感していただかないと分からないので、ぜひ木力館にお越し頂き、サンプルを手にとって体感していただけましたら幸いです。
この他、埼玉県産の桧(ヒノキ)のサンプル材をお配りし、香りを体感していただきました。今回も乾いた状態と、少し水分を与えた状態での香り方の違いを体感していただきました。
木力館では、学校教育機関向けの「出張授業」「出前講座」等を随時承っております。
日程や内容により事前の準備が必要となりますので、ご興味をお持ちの学校教育機関の方は、まずは木力館までお気軽にご相談いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。