木力館ブログ

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騎西町の家づくり、その後

 まだまだ残暑が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。「秋の天気は変わりやすい」と昔から申します通り、天候にはお気をつけ下さい。

 さて、先日お伝えした騎西町の家づくり、続報の続きをお伝えします。今回はケヤキ大黒柱の刻みをお伝えします。

      ケヤキ一尺(30cm角)6mの大黒柱。左横に見えるのは同じく八寸(24cm角)のケヤキ柱です。

          ケヤキ(八寸)の長ホゾの刻み。ケヤキは大変堅い木なので、加工も一苦労です。

               ケヤキ(八寸)のホゾ刻み、手前側は土台接合側となります。

               ケヤキ(一尺)のホゾ刻み。鋸を入れるだけでも一苦労です。

 ケヤキ一尺(30cm)6mもの大黒柱は非常に重く、人ひとりで持ち上げるなど不可能です。角度を変える為に転がす事ですら数人がかりと言う、スケールも重量も非常に大きな柱です。しかしこれ程の太く堅くすばらしい柱材ですので、家の大黒柱には最適と言えます。

 現在、柱材や梁材の刻みも平行して行っております。今では滅多に見られない、熟練の大工さんによる手加工・手刻みの現場をご覧になりたい方は是非木力館までどうぞ。木力館横の加工場で現在作業進行中ですので、加工済みの構造材や加工の風景などを見学出来ます。

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