木力館ブログ

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植樹祭無事終了しました

 さいたま市近辺ではそろそろ桜も終わりかけ新緑の時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、先日の4月4日(日)、木力館は「植樹祭」を行いました。埼玉県農林公社と秩父広域森林組合の後援のもと、秩父市山中にて盛大にとりおこないました。
 木力館では日本の木、森林、林業、そして伝統的な家づくりについて日夜情報発信を行っておりますが、今回はそのひとつとして植樹祭を企画・実行しました。
 以下、当日の模様を写真でご覧下さい。

 入山前に説明を受ける参加者の皆様。

        一人四本、杉の苗を植えました。クワで穴を掘り一本一本ていねいに植えていきます。

植樹場所は結構傾斜が急です。植樹がんばって!

 自分で木を植えると愛着もわきます。将来が楽しみです。 

   参加者全員で記念写真。

 当日はまずまずの天候で、雨が降らなかった事が何よりも幸いでした。現場は秩父市山中の急傾斜地でしたがお子さんからご年配の方まで、安全に作業を行いました。また作業には秩父広域森林組合の方がご指導くださり、作業の安全だけでなく、植樹や山林での作業のテクニックなど、興味深い技術もご指導いただきました。

 植樹祭の帰り際には、景勝地で有名な清雲寺の桜を見学しました。樹齢600年と伝えられる古木の桜は実に見事でした。

 今回、参加者の方からはご好評の声をたくさん頂戴しました。「植樹祭」というイベント自体が珍しい事もあって、初体験の方がほとんどでした。今後も、植樹祭に加え、秋の育樹祭も開催したいと思います。

 さて、今回植樹祭を企画・実行した理由についてですが、木を使うだけでなく、実際に植え、育てる過程も重要だと木力館では考えているからです。「使いっぱなし」ではなく、木がどの様にして育っていくか、その様子・現状を知る事も大切だと思うのです。つまり、一人でも多くの方に日本の木の事を知って貰いたいのです。そうすれば、木について関心が高まり、ひいては森林保護、自然環境への意識も高まり、日本の森林の再生にも繋がると考えております。まずは木の事を体験・体感して貰いたい、出発点はそこです。そこからの方法や機会はたくさんありますが、それらが、皆様の意識を変えるきっかけになればと願ってやみません。

 今後も木力館はさまざまなイベント・ホームページ等を通じて情報発信を続けていきますので、ご注目ください。今年は特にイベントを多く予定しておりますので、お楽しみに!

 また、来る4月18日(日)の「国産材の家づくり講座」については、引き続きお申込みを受け付けております。詳細は前回のブログ記事をご覧下さい。
 こちらも皆様のご応募をお待ちしております。定員にはまだ若干の余裕がございます。ご応募はお早めに!

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