木力館ブログ

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材料問題研究TTの活動について

 いよいよ2月、春の訪れはもうすぐです。皆様いかがお過ごしですか。
 先日1月23日の事ですが、私(おやじ)は「伝統的構法委員会に係る『伝統構法の材料TT』」のメンバーとして滋賀県へと赴き、各種試験及び会議に参加しました。

立命館大学での試験の様子。差鴨居の試験体と私(おやじ)。

 柱の背割れ試験の様子(ポリテクカレッジ滋賀にて)。

 今回は、まず「立命館大学びわこ・くさつキャンパス」の施設にて差鴨居の試験を行い、次に「ポリテクカレッジ滋賀」の施設で柱の背割れ試験を行い、最後に「ポリテクカレッジ滋賀」の会議室をお借りして「材料TT」の会議を行いました。

 この「材料TT」の詳細については先日のブログなどでお話した通りです。ご参考までにご覧頂けたらと思います。

 これらの活動はあまり人目につかず、地道な研究と試験・検討を繰り返す日々ですが、日本の伝統的な構法、先人から伝わる素晴らしい技術と知恵を守り発展させていく為に、参加者それぞれ立場は違えど皆鋭意努力しております。メンバーの方々の努力には私(おやじ)も感服しきりです。また私(おやじ)もそのメンバーのひとりとして、材木屋の視点、また木材の現場に携わって来た者の立場から色々とモノ申したり、活動を行っております。

 私(おやじ)個人として今現在お話し出来るのはこのくらいですが、近いうちに、何らかの成果が皆様に公表できるのでは? と思っております。日本の伝統構法、より良い住まいの為に、私(おやじ)にできることをひとつずつやっていきたいと思います。また日本の森林と林業の再生に向けて、地道な活動を通じて、皆様に情報発信出来たらと思います。ご期待ください。

 木力館では、無垢の一枚板、建材用木材など、多種多様な木材の展示のほか、これまでの各種試験や実験のデータ公開など、各種情報を発信しております。ぜひお気軽にご来場いただき、これら木の情報をじかに体感してください! 皆様のご来場をお待ちしております。

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