木力館ブログ

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木力館周辺のお薦めスポットなど

 3月も下旬となり、間もなく桜の時期となりましたが皆様いかがお過ごしですか。東京ではつい昨日桜の開花宣言が出ましたので、関東地方はこれから本格的なお花見シーズン到来、と言ったところでしょうか。

 さて、木力館横の加工場では、伝統工法による家づくりが行われております。現在は柱と梁の「刻み」が行われております。墨付けと平行して、作業を行っております。

 加工途中の梁の部分を一枚撮影。使用する材木は埼玉県産の杉材です。

 話は変わりますが、桜の時期と言う事で、お花見に行かれる方が多いと思います。そこでちょっとした周辺のお話しなどをしたいと思います。

 木力館のすぐ近く、元荒川には「末田須賀堰」と言う大きな堰が有ります。この堰は原型が江戸時代につくられ、現在の施設は平成6年に完成したものです。この堰の横からのびる遊歩道が桜堤として、地元の方には御馴染みのお花見場所となっております。堰の近くには小さな公園も整備されており、岩槻の「隠れた名所」とも申しましょうか。
 末田須賀堰から川沿いに桜堤を歩きますと、これまた江戸時代から続く、霊験あらたかな「武蔵第六天神社」の境内裏手に辿り着きます。境内の裏がそのまま元荒川の縁に続いており、周囲の自然と調和したとても風情豊かな神社で「埼玉自然百選」にも選ばれております。特に春から夏、初秋(4月から9月初旬頃まで)に掛けての農繁期には神社石段の縁まで水位が上がり、他ではなかなか見られない、珍しく美しい景観がみどころです。

 木力館の近くには、こうした情緒あふれるすてきな場所が幾つもございますので、周囲をご散策やお花見の際には、是非とも木力館にもお立ち寄り頂きますよう、宜しくお願い致します。

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