木力館ブログ

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木力館でお話しする、木の価格について

 1月も下旬。暦の上では「大寒」も過ぎ、一年の中で最も寒い時期です。風邪などひかぬよう、暖かくしてお過ごしください。

 さて、木力館では、様々な種類の木材のサンプルをご用意しております。これらのうち、一部のサンプル(主に建材用の材木)には、参考として、実際の価格を書いております。それを来館した皆様にお見せして「安いと思いますか? 高いと思いますか?」とお聞きしております。

        木力館にて展示中の、柱材サンプル。手に取りやすいよう、あえて短くカットしております。

 皆様の答えはバラバラで、「こんなに安いのか!」と言う方も居れば「高いじゃないか!」と答える方もいます。「木の値段は考えた事もなかった」と言う方もいらっしゃいますが……。概ね共通している意見は、昔のイメージ……「木は値段が高い」……を先入観として持っている方が多いという事です。

 確かに、昔は木は高いものでした。家を建てる時、半世紀前は原材料費(木造家屋なら材木代)が6割を占めていました。大工さんや職人さんの手間賃(人件費)はわずかなものでした。
 しかし現在の国産材の価格は約50年前と同じです。途中、価格の変動は有りましたが、現在の国産材の価格は(50年前の物価と比べると相対的に)安くなっている、と言えます。そこをご存じない方が非常に多いのです。
 では何が上がったかと言うと、人件費です。先程の家の価格で言うと、人件費の比率が高くなっております。原材料費(材木代)は現在では約2割から3割程度しか無いのです。
 木力館では、こう言った点も含めて「木のお話し」をさせて頂いております。

 ですから、木は決して高いものではない、と言う事を皆様にお伝えしたいのです。世の中に蔓延する漠然としたイメージや先入観にとらわれず、木に……特に国産材を……もっと注目して貰いたいと願います。
 木力館は毎日元気に開館、皆様のお越しをお待ちしております。本物の木を五感で体感できる、全国でも珍しい木の博物館です。家づくりやリフォーム・模様替え等に関する相談も無料で受け付けておりますので、ぜひお気軽にご来館ください。

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