木力館ブログ

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さいたま市内の保育園に積み木を贈呈しました

 5月の大型連休も終わりましたが、ここ数日は寒の戻りで冷え込んでおります。暖かくして風邪などひかぬようご注意を。
 
 さて、本日、木力館(きりょくかん)はさいたま市子ども未来局を通じて、岩槻区内の幾つかの保育園に埼玉県産の杉材を使用した玩具(積み木)を贈呈しました。その理由について、少々お話し致します。

積み木サンプルの画像。

 皆さんは日々の暮らしの中で、水と空気の大切さを感じた事はありますか? きれいな水と空気が豊富にある日本ですが、逆に身近なものゆえに「かたち」がみえづらく、その大切さが伝えにくいと思います。水と空気が有る事を「当たり前」と考え、水と空気のありがたさを感じない人が多いのが現状ではないでしょうか? 木力館で、また出張授業等でお客様、生徒さんなどにお話ししているとそんな印象を受けます。

 水と空気は、人間が生きていくうえでなくてはならない大切なものです。これを担っているのが森林です。森林は降った雨水を山肌に浸透させ蓄え、ゆっくりと自然にろ過する事で水をおいしくしてくれます。
 また森林は、空気中の二酸化炭素を吸い込んで酸素を出し、空気をきれいにしてくれます。このように森林は、人間が生きていくうえで大切なものです。しかし近年は、国内の木材需要が減少し山の森林は荒廃しております。そこで、山の森林を守ること、すなわち山の管理(手入れをすること)が重要です。

 その為には、木を使い、そこにまた植林して育てる、このサイクルが大切です。木は、これからの循環型社会に適した素材です。また木を育てる、手入れをする事は、山林の土砂流出など自然災害を防ぐうえでも大切な事と考えております。

 今回さいたま市内の保育園にて、実際に埼玉県産の木材を(積み木の玩具というかたちで)使って頂くことで、木の大切さ、自然環境のつながり、そして木の持つ魅力(見た目、手触り、温もり、香りなど)を、お子さんはもちろん、親御さんや職員の方にもぜひ五感で体感して頂きたく存じます。これをきっかけに、国産材、県産材を使った循環型林業、循環型社会の実現に貢献できればと考えております。

 そして、お子さんに対する「教育」「食育」は以前から言われておりますが、木についても、学び、知る「木育(もくいく)」を加えて頂ければ幸いです。埼玉県産材を使った積み木遊びをきっかけに、県産の木に興味を持って頂ければ幸いです。
 木力館は毎日元気に開館、皆様のお越しをお待ちしております。本物の木を五感で体感できる、全国でも珍しい木の博物館です。家づくりやリフォーム・模様替え等に関する相談も無料で受け付けております。百聞は一見に如かず、ぜひお気軽にご来館ください。

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