木力館ブログ

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「根曲がり材」をご存じですか?

 木力館近くの末田須賀堰の水門も閉まり、周囲はさながら水郷地帯といった趣となりました。散策日和の今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。
 

 さて、皆様は「根曲がり材」と言う材をご存じですか? 斜面に生え、太陽を目指して木が生長する過程で根本が曲がった材、または厳しい風雪などに耐える過程で曲がった木を用材にしたものなど、さまざまあります。

 木力館にある、根曲がり材を使ったカウンター(トチの木)

 上記画像にも有る通り、木力館にも根曲がり材を使ったカウンターがあります。木が醸し出す自然の美しさ、また力強さは本当にすばらしいと思います。

 さて、この「根曲がり材」、館長の私(おやじ)の考えでは、根曲がりの部分は人間で言うところの「筋肉」であると思います。つまり、風雪から自身を守る為、また自身の加重を守り支える為、いわば木が頑張って、自然に「鍛えられて」出来たものです。
 この根曲がり材を細かく切って(ばらして)使うと、木のあばれ(木の動き)が激しく出るのですが、根曲がり材はそのまま使うと、木の持つ独特の粘り強さが生きてくるのです。

 つまり、不揃いの木を使い、うまく組み合わせた方が、家は丈夫に出来ると言う事です。木のクセを利用し「適材適所」に材を選び、使う事が、粘り強い良い家をつくる秘訣だと思います。
 また、熟練の大工さんはこうした「木の特性(クセ)」を知り尽くしており、
「将来この木はこう動くだろうから、この部分に使う」
 と言った「目勘」、つまり熟練の技術と経験を活かし、木の特徴を活かした家づくりを行う事ができるのです。

 今の家づくりは構造駆体(柱や梁、桁など)も新建材が主流で「規格品」が全てとなり、全て寸法通り、と言う造り方です。これはコストを重視した結果の家づくり(のひとつ)であって、コストだけを考えた家づくりは用材にあまり気を配らない為、長持ちしない家になるのでは……、と館長の私(おやじ)は思うのですが、皆様は如何お考えですか?

 さて、来る4月20日(日)、木力館にて「4月講演会」を開催致します。
 今回は埼玉りそな銀行ローン事業部の方をお招きして、金利の問題、住宅ローン減税のお話しなど、「家づくり」をお金の面から解説して頂きます。ご予約等は不要です。開催日当日、是非お気軽に木力館までお越し下さい。
 
●開催日時
4月20日(日) 13:30~15:00 木力館2階にて開催

●講演者
埼玉りそな銀行ローン事業部 グループリーダー 山本博則様
埼玉県木づかいコーディネーター 木力館館長   大槻忠男
埼玉県木づかいコーディネーター 中村良雄建築設計事務所 中村良雄

 詳細は木力館ホームページでもお知らせしておりますので、そちらもご覧下さい。

 ぜひお知り合いなどお誘い合わせの上、お気軽にご参加下さい。
 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 お問い合せは木力館までお気軽にどうぞ。
 お電話(048-799-1560、朝10時~午後4時まで)、
 木力館お問い合せフォームからのご連絡は随時受付しております。
 木力館は毎日元気に開館、皆様のお越しをお待ちしております。本物の木を五感で体感できる、全国でも珍しい木の博物館です。家づくりやリフォームに関する相談も無料で受け付けておりますので、ぜひお気軽にご来館ください。

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