木力館ブログ

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「木の味わい」とは何でしょう?

 先日、木力館に来館されたお客様から、こんな質問を受けました。

「我々一般ユーザーからすれば、木から伐り出した無垢板も、木目をプリントした合板も見た目は一緒じゃないか。一体何が違うのか。プリント合板の何が悪いのか」

 印刷したもの(プリント合板)は、本物の無垢材と比べたなら、確かに見た目だけは一緒でしょう。しかし、そこに木の香りはしますか? 触り心地はどうですか? 本質的には、そう言う問題なのです。

 印刷したものは、見た目全く同じものを大量に作る事が出来ます。写真や本等で広く配布し、見せる・読ませる等の用途には良いでしょう。しかし、家の構造躯体や内装材等として木を使う場合、印刷したもの、見た目だけのものはよろしくないと館長の私(材木屋のおやじ)は考えます。

 その理由が、「木の味わい」と言う訳です。

         木の家の画像(参考例)。画像の見た目と、実際に家の中で見た印象(体感)は違います。

 木は、素材そのものの味わいがあります。年数を経ても、色味の変化や風合いが出てきます。写真は年月が経つと劣化するだけですが、本物の木は、(きちんと手入れをして使えば)長持ちし、年を経てもその年を経た分だけ、良い味わいが出てきます。手触りの良さも勿論です。

 例えば、古い神社やお寺、古民家など、年月を経た建築物の柱や梁、木の壁や床板を見れば、良い風合いが出ているのが分かるかと思います。これも無垢材ならではの良さ、と言えます。新建材ではこうはいきません。ただ傷むだけです。

 木の香りもそうです。幾ら良い写真を撮れたからと言って、木の香りまでは写真の上では再現できません。写真の匂いを嗅いでも、それはインクの臭いであって、本物の木の香りではありません。
 本物の木の香りを知らなければ、その木がどんな香りをするのか、と言う事も分からないままです。

 木の味わい、木の魅力を皆様に知って頂きたく、木力館は日々情報発信を行っております。素朴な疑問でも、何でも結構です。分からない事が有れば何でも聞いてください。
 そしてできれば木力館にお越し頂き、木の魅力をあなたの五感で体感して頂ければと思います。木の香りを文章で表現するのはとても難しい事です。ですから本物の木の香りをじかに嗅いで、五感で体感して知って頂きたい。館長の私(材木屋のおやじ)はそう考えております。
 さて、お知らせです。
 木力館ホームページでもご案内しておりますが、木力館では来る8月20日(日)に「夏祭り」を開催致します。本年は開館11周年! 新たなスタートとして、盛大に開催致します。

 催しは、ご好評の親子木工教室をはじめ、桧の箸づくり体験、木の小物作り体験(協力:「かすかべつねさん工房」さん)、埼玉県産材を使った無垢の積み木遊びコーナー、模擬上棟式&もちまき、似顔絵コーナーなど、お子さんから大人まで、ご家族皆様で楽しめる催しを揃えました。
 この他、野菜直売、木の家づくり・リフォーム相談窓口、各種お役立ちコーナー(包丁研ぎ、木のまな板削り)、無垢の一枚板の展示など、生活に役立つコーナーや、軽食コーナー等もご用意いたします。

 お子さんの夏休み自由研究に、ご家族での夏の思い出づくりに、いかがですか? ぜひお知り合いお誘い合わせの上、お気軽にご来場ください。

 夏祭りの詳細については木力館ホームページで詳しくご案内しておりますので、ぜひご覧ください。
 親子木工教室のお申し込みについては、木力館までお電話(048-799-1560、10時から16時まで)の他、木力館ホームページのお問い合せフォームからも承ります。先着100組、お申込みはお早めに!
 木力館は毎日元気に開館、皆様のお越しをお待ちしております。本物の木を五感で体感できる、全国でも珍しい木の博物館です。家づくりやリフォーム・模様替え等に関する相談も無料で受け付けておりますので、ぜひお気軽にご来館ください。

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